~昭和は不確実性の時代で、ポジティブ~
VUCAとは
VUCAとは、2010年代以降の不確実性や不透明性を増した市場に向き合う、不安定なビジネス状況を表す言葉である。VUCAは、変動性 (Volatility)、不確実性 (Uncertainty)、複雑性 (Complexity)、曖昧性 (Ambiguity) の頭文字のアクロニム(頭字語)で、1990年代の米国軍事用語である。米国は、テロ(アルカイダ等)との戦争時代に突入し、最早、参謀本部立案の戦略・戦術に従い戦うことが出来なくなった。現場の即応性が求められ、OODA(観察→情勢適応→意思決定→行動)ループが米国空軍大佐・ジョン・ボイドにより提唱された。1998年、日本でも、青島巡査部長が「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」と叫んでいた。
昭和の不確実性の時代
しかしながら、平成・令和はVUCAであるけれども、昭和もまた不確実性の時代であった。1978年、ジョン・K.ガルブレイスが「不確実性の時代」を発表した。18世紀・19世紀の経済原理が崩壊していく中で、アダム・スミスの「見えざる手」は巨大化した企業をコントロールできなくなり、植民地は独立し、マルクスの社会主義も無階級社会を生むことはなかった。ガルブレイスは20世紀が不確実性の時代だと言いたかったのである。 人は、いつの時代も不確実性の中で生きているのではないだろうか?
ビジョンは明確、そしてポジティブに
いつの時代にも重要なのは現場である。不確実性をリスクと誤って理解した企業は、管理部門によるリスクヘッジに腐心することとなる。また、管理部門重視のマネジメントは、無理な計画・PDCAサイクルを生み、不正の温床にもなる。 不確実性をまだ見ぬ明るい未来と考え、現場主権を実現することが重要である。現場主権を実現するためには、現場判断の軸が必要であり、それが企業ビジョンである。ビジョンが明確であれば現場はポジティブに判断していく。その先にあるのがイノベーションではないだろうか。 OODAループとは現場主権のことであり、それがVUCA時代の唯一の対処法である。いつの時代にも重要なのは現場である。不確実性をリスクと誤って理解した企業は、管理部門によるリスクヘッジに腐心することとなる。また、管理部門重視のマネジメントは、無理な計画・PDCAサイクルを生み、不正の温床にもなる。 不確実性をまだ見ぬ明るい未来と考え、現場主権を実現することが重要である。現場主権を実現するためには、現場判断の軸が必要であり、それが企業ビジョンである。ビジョンが明確であれば現場はポジティブに判断していく。その先にあるのがイノベーションではないだろうか。 OODAループとは現場主権のことであり、それがVUCA時代の唯一の対処法である。
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」と叫ぶ人間には、成功への確かな意思と良い意味での楽観主義がある。

