ホープ・アクション理論

希望があなたの未来をつくる

ホープ・アクション理論とは、希望を持つことで目的達成するプロセスを心理学的に理論化したものです。このプロセスの第一段階は、希望を抱くことで目的を明確にすることです。また、希望は目的の強さに比例して強くなります。

目的が明確になった後は、計画を立案します。この際に重要なのは、多様な選択肢を持つことです。困難に遭遇した際に代替手段を選択できる柔軟性が求められます。ホープ・アクション理論では、この柔軟性を「経路思考」と呼びます。

計画立案の後は、「実行」「監視」「評価」というサイクルを回しながら、目的達成に向かって進んでいきます。このサイクルを支えるのが自己強化です。どのような計画であっても、自己効力感や強い意志がなければ、目的に到達することはできません。ホープ・アクション理論では、この自己強化を「エージェンシー思考」と定義しています。

さらに、計画には必ず困難が伴います。この困難を乗り越えるためには、経路思考とエージェンシー思考を活用しつつ、適応と修正を行うことが不可欠です。

すべてのプロセスは、希望を持つことから始まります。そして、希望を持つためには、自分の過去と向き合い、それを形成した自分と他者を受け入れる必要があります。過去から解放され、それを克服し、自分にとって意味のあるものに昇華したとき、希望が生まれます。希望とは、単なる感情ではなく、目的に向かう心理的な道程といえるでしょう。