ブリーフセラピー

もし奇跡が起きて問題が解決したら、、、、

ブリーフセラピーとは、従来のカウンセリングが目指す問題解決に対する代替として生まれた、短期間で目的達成を狙う解決志向アプローチの心理療法です。このセラピーは、クライアントが本来持っている自己実現力を引き出し、自ら問題を解決できるよう支援することを目的としています。

特徴として、ブリーフセラピーは以下の点が挙げられます:

  • 1. クライアントの問題を具体化し(問題を切り離して整理し)、その中でクライアント自身が解決可能な部分に焦点を当てます。
  • 2. クライアントの成功体験や現在活用できるリソース(強みや可能性)を基に、問題に対応することを重視します。
  • 3. 小さな具体的で達成可能な目標を設定し、それを積み重ねることでポジティブな変化を促します。

カウンセラーは、このプロセスを通じてクライアントの意識をポジティブな方向へ変容・維持させる支援を行います。一般的にカウンセリングの期間は10~20回程度が目安です。

問題の具体化の際には、「ミラクル・クエスチョン」という手法が活用されます。例えば、「もし奇跡が起きて問題がすべて解決したら、明日から何が変わっていると思いますか?」と問いかけることで、クライアントの意識を「解決すべき課題」から「成長の機会」へとポジティブにシフトさせます。この手法は、クライアント自身の力を使って問題解決に向けた具体的な行動を考えるきっかけを作ります。