キャリアコンサルティングをスモールステップで学べます。
アイビィのマイクロカウンセリングとは、米国の心理学者アレン・E・アイビィによって開発された、初心者向けのカウンセリング訓練プログラムです。この技法の特徴は、特定の心理療法に依存せず、さまざまなカウンセリング手法を統合し、段階的に細分化することで、スモールステップで学べるよう工夫されている点にあります。そのため、技法が細分化されていることから「マイクロカウンセリング」と名付けられました。
具体的には、以下の階層的な技法で構成されています:
- かかわり行動(関係構築のための基本的態度)
- かかわり技法(言語レベルでの傾聴技法)
- 積極技法(クライエントの問題解決を促す技法)
- 技法の統合(カウンセリングの流れを構築する技法)
- 個人的スタイルと理論の決定(カウンセラーとしての独自のアプローチを確立)
この階層を一歩ずつ学びながら進むことで、カウンセリング技術の習得を着実に進めることができます。
また、熟練者向けの発展的なカウンセリング技法には、認知再構成(Cognitive Restructuring)、物語療法(Narrative Therapy)、ゲシュタルト療法、ニューロカウンセリングなどがあり、数多くの高度な技法が存在します。しかし、関係構築と傾聴を根本とするマイクロカウンセリングは、これらすべての技法の基盤となる重要なアプローチと言えます。
