中国、アフリカ53カ国からの輸入品に対する関税を撤廃へ

GROUND NEWS より

【中国、アフリカ53カ国からの輸入関税を5月1日より撤廃へ】

【北京発】中国の習近平国家主席は、2026年5月1日よりアフリカ53カ国からの輸入品に対し関税を撤廃すると発表した。スワジランド(エスワティニ)を除く対象国に対し、免税措置を拡大することで、アフリカからの輸出促進と貿易の不均衡是正を図る狙いがある。

この決定は、南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領による最近の訪中を含む、継続的な外交交渉の成果とされる。中国税関総署のデータによれば、2025年1月から8月までの中ア貿易総額は595.5億ドルに達し、中国製太陽光パネルの輸入量は15,032メガワットに上った。

今回の措置により、中国は約14億ドルの関税収入を放棄する見通しだが、アフリカ企業支援のための貿易円滑化資金や金融商品も提供する方針だ。

一方で専門家は、規制基準や物流、資金調達の課題といった非関税障壁がアフリカ諸国の輸出拡大を妨げる可能性を指摘。貿易不均衡の是正には、アフリカ経済の多様化と製造業の強化が不可欠だと警鐘を鳴らしている。