GROUND NEWS より
DK、車載用高信頼性NTCサーミスタを拡充 175℃対応で高温環境下の性能向上へ
TDK株式会社(東証:6762)は、車載用途向けの高信頼性NTCサーミスタ「NTCSPシリーズ」を拡充し、最大動作温度175℃に対応した新製品の量産を2026年2月より開始したと発表した。
新製品は、導電性接着剤実装に対応し、-55℃から+175℃までの広い動作温度範囲を実現。従来製品の保証温度上限であった150℃を上回り、より高温環境下での使用が可能となった。これにより、ABS、トランスミッション、エンジンなどの車載用途における温度検出や温度補償に対応する。
端子には銀・パラジウム(AgPd)を採用し、従来のはんだ実装では困難だった高温動作を可能にした。パッケージサイズは1.6×0.8mmで、10kΩおよび100kΩの2タイプを展開する。
TDKは今後も、チップサイズやサーミスタ特性、動作温度範囲の拡張を含め、多様なニーズに応える製品開発を進めていく方針だ。
NTCサーミスタ(NTC Thermistor) 「Negative Temperature Coefficient」の略で、温度が上がると電気抵抗が下がる性質を持つ電子部品。温度センサーや温度補償回路などに使われるよ。
