ホルムズ海峡混乱で比船員6,000人超が出港待ち

GROUND NEWS より

ホルムズ海峡封鎖、比船員6,000人超が足止め

イラン攻撃で海上輸送に深刻な混乱、エネルギー市場に波及

イランによる一連の攻撃でホルムズ海峡の航行が事実上停止し、6,000人を超えるフィリピン人船員が紛争海域で待機を余儀なくされている。同海峡は世界の原油・天然ガス供給の約2割が通過する要衝で、封鎖状態が続けば世界的なエネルギー供給網への打撃が避けられない

現地ではミサイル発射や爆発音が確認される状況が続き、船員の間では不安が高まっている。多くが下船を望むものの、安全に寄港できる港が確保できず、即時の退避は困難だという。

フィリピン政府は所在確認や支援に動いているが、海峡周辺の緊張が続くなか、船舶の通航再開のめどは立っていない。

ホルムズ海峡とは

ホルムズ海峡は、イランとオマーンに挟まれた幅約40キロの海上交通の要衝で、世界の原油・天然ガスの約2割が通過する戦略的海路として知られる。中東産油国からインド洋・欧州・アジアへ向かう主要ルートであり、代替ルートが限られるため、同海峡の混乱は即座にエネルギー市場へ波及する。