GROUND NEWS より
IMF、スリランカに7億ドル融資を承認 改革加速を要請 中東危機でエネルギー調達に不透明感
国際通貨基金(IMF)は9日、スリランカ向けに7億ドルの融資を職員レベルで承認した。2022年の経済危機からの復旧が続くなか、中東情勢の悪化によるエネルギー市場の変動が同国経済の重荷となっており、IMFは「改革の加速が不可欠」と強調した。
スリランカはイラン戦争や地域紛争の影響で燃料価格の高騰に直面しており、燃料補助金の見直しや、昨年11月のサイクロン「ディトワ」による被害対応が課題となっている。IMFミッションのエバン・パパゲオルギウ氏は、マクロ経済の安定確保に向け「改革の勢いを維持する必要がある」と指摘した。
同国は中国、インド、ロシアと協議を進め、燃料輸入に6億ドルを投じて供給網の維持を図る。今回の融資は、総額29億ドルの4年枠組みの一部で、最終的な承認は5月下旬に予定されるIMF理事会で審議される見通しだ
