バーレーン、イラン革命防衛隊(IRGC)関与容疑で41人拘束

GROUND NEWS より

バーレーン当局は9日、イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)と関係する「テロ組織の中核」とみられる41人を拘束したと発表した。司法手続きはすでに進行中で、同国が進める治安対策が新たな局面に入った。

今回の一斉拘束は、2月末に始まった地域紛争以降、湾岸諸国の民間施設やエネルギーインフラが相次いで攻撃を受けたことを受け、スパイ行為やイラン攻撃への同調を調べてきた捜査の一環だ。 当局はこれに先立ち、3月12日に4人、同15日に5人を逮捕。高精度の撮影機器で重要拠点の座標を記録し、IRGCに提供した疑いがあるとしている。

アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアは、バーレーンの治安措置への支持を表明。イランの影響力拡大を警戒する湾岸協力会議(GCC)諸国が、対イラン包囲網を強める構図が鮮明になっている。

バーレーン政府はまた、外国勢力との「共謀」を理由に69人の国籍を剥奪した。一方、英ロンドン拠点の人権団体「バーレーン研究・民主主義研究所(BIRD)」は、こうした措置を「危険な動き」と批判し、治安強化の名の下で市民社会への締め付けが強まっていると懸念を示した。

**◆ Bahrain Institute for Rights and Democracy(BIRD)

(バーレーン研究・民主主義研究所)**

英国ロンドンに拠点を置くバーレーンの人権・民主化問題を専門とする非政府組織(NGO)。同国の政治的抑圧、司法手続きの透明性、国籍剥奪措置などに関する調査・提言を行い、欧米議会や国際機関へのロビー活動も展開する。湾岸諸国の治安政策に対して批判的な立場をとることが多く、バーレーン政府による人権侵害の監視役として国際報道で引用されることが多い