フィリピン高校で銃撃、男子生徒2人死亡 校内で生徒が発砲し自殺

GROUND NEWS より

【マニラ=】フィリピン南部ザンボアンガ市のアテネオ・デ・ザンボアンガ大学付属高校で18日、生徒が教室内で発砲し、男子生徒1人が死亡した。市当局によると、容疑生徒はその後自ら銃で命を絶った。

警察の初期報告では、容疑生徒は拳銃とライフルを校内に持ち込み、2人を負傷させた後に自殺したとされる。大学側は「校内にアクティブシューターはおらず、状況は収束した」と発表した。

フィリピンでは厳格な銃規制が敷かれており、学校での銃撃事件は極めてまれだ。今回の事案は国内の教育機関における安全対策の見直しを促す可能性がある。

📰 時事用語解説:アクティブシューター(active shooter)

アクティブシューターとは、学校や商業施設など公共の場で、周囲の人々に対して継続的に発砲し、生命に危険を及ぼす行為を続けている人物を指す。米国の治安当局が用いる専門用語で、事件発生時には「現場にアクティブシューターがいるかどうか」が危機管理上の重要な判断材料となる。

現場では、警察や警備当局が「脅威が継続している状態」と「制圧・収束した状態」を明確に区別するために使われる。今回のフィリピン南部ザンボアンガ市の高校での銃撃事件でも、大学側が「校内にアクティブシューターはいない」と発表し、状況が沈静化したことを示した。

米国では学校や商業施設での銃撃事件が多発することから広く使われる用語だが、銃規制が比較的厳しい国では使用頻度は低い。事件対応マニュアルや危機管理訓練の文脈で国際的に普及しつつある。