世界100超の港湾で港湾労働者が抗議行動、武器輸送に反発

GROUND NEWS より

世界22カ国・地域の111港で30日、港湾労働者が武器輸送と戦争への反対を訴え、一斉に作業停止などの抗議行動を実施する。ギリシャの港湾では集会も予定されている。

主催団体によると、今回の行動は2026年5月に採択された「イスタンブール宣言」に基づくもの。同宣言は、港湾施設を紛争地域向け兵器の輸送拠点として利用しないよう求めており、これを国際的な連携行動の根拠としている。

国際的な港湾労組の連合体は、今回のストライキにより地中海地域の貨物輸送の4割超に影響が及び、20億ドル(約3,000億円)を超える物流が滞る可能性があると試算している。

欧州ではギリシャのピレウス港やイタリアのジェノバ港など主要港湾で作業停止の準備が進む。一方、米国での参加は限定的で、西海岸のオークランドやサンフランシスコの一部労働者による行動にとどまる見通しだ。

港湾労働者によるストライキは歴史的に賃上げや労働条件改善を目的とすることが多かったが、近年はイスラエル向けや米軍基地向けの武器輸送に反対する活動として実施される事例が増えている。