GROUND NEWS より
コンゴ民主共和国東部イツリ州モングバルで、国境なき医師団(MSF)が運営するエボラ治療用テントが22日夜、何者かに放火され、隔離中だった感染疑い患者18人が逃走した。施設を管轄するモングバル総合病院のロクディ院長が明らかにした。
同国では埋葬慣習をめぐる住民との対立が頻発しており、前日には遺体の引き渡しを巡る混乱から別の治療センターが焼き討ちに遭った。 エボラ出血熱の遺体は高い感染性を持つため、管理方法を巡る摩擦が続いている。
世界保健機関(WHO)は今回の感染拡大について、従来の「高い」から「極めて高い」リスクに引き上げた。疑い症例は750件、疑い死者は177人に達している。 当局は感染拡大を抑えるため、葬儀の通夜や50人超の集会を禁止した。
赤十字・赤新月社連盟は、モングバルで活動していたボランティア3人が感染により死亡したと発表した。 アフリカCDCのカセヤ事務局長は、地域社会との信頼構築が対応の成否を左右すると強調している。 イツリ州ブニアでは、公設市場の消毒作業が継続されている。
