GROUND NEWS より
イランのモフセン・レザイ最高指導者軍事顧問は5日、米CNNのインタビューで、米国との交渉が凍結資産240億ドルの扱いを巡って行き詰まっていると明らかにした。イラン側は120億ドルずつ2回に分けた解放を要求しており、レザイ氏は「これは米国が信頼に足るかを示す試験だ」と述べ、トランプ大統領に判断を迫る構図を強調した。
米政府内では、資金解放が対イラン交渉の重要なてこを失わせるとの懸念が根強い。
2月に始まった40日間の米・イスラエルとの戦闘では、イランが12カ国の拠点を報復攻撃したとされ、レザイ氏は「イランが戦争で勝利した初めての例だ」と主張。侵攻にも備えていると強調し、強硬姿勢を崩していない。
同氏は、戦闘再開となればイランは戦域をペルシャ湾から紅海、地中海へと拡大し得ると警告し、米軍基地への追加攻撃も辞さない構えを示した。
さらにイランは、ホルムズ海峡についてオマーンとの共同主権を主張し、通航に「維持管理費」の徴収を提案している。レザイ氏は、トランプ大統領とハメネイ師の会談の可能性を否定し、協議は「完全に行き詰まっている」と述べた。
