IOC、選手向けに総額1億ドル基金 五輪出場者へ1万ドル給付

GROUND NEWS より

国際オリンピック委員会(IOC)は25日、五輪出場選手に1人1万ドルの現金給付を行う新基金を創設すると発表した。基金規模は1億ドル超で、夏季・冬季大会の出場者が対象となる。

基金創設は、コベントリー会長が就任以来掲げてきた重点政策で、就任1年の節目となるIOC理事会で正式に示した。選手委員を務める元NBA選手のパウ・ガソル氏が制度を紹介し、2026年ミラノ・コルティナ冬季大会の約2,900人から適用が始まる。

2028年ロサンゼルス夏季大会では約1万1千人が申請可能で、総額は約1億1千万ドルに達する見通し。給付にはドーピング検査などの条件が設けられる。

世界陸連のセバスチャン・コー会長は「歴史的な瞬間」と評価した。一方でガソル氏は、近年高まる「五輪選手への報酬」要求に触れつつ、今回の給付は「賞金ではない」と強調した。