GROUND NEWS より
米国のドナルド・トランプ大統領は28日、ベネズエラ政府と650億バレル超の確認埋蔵量に対する米国の「過半支配権」を無償で確保する原油協定を締結したと発表した。 同氏は「米国民の税負担なしで、650億バレル以上の支配権を得た」と強調した。
米政府は、今年1月にマドゥロ前大統領を退任させて以降、戦略石油備蓄(SPR)の補充や、老朽化した同国エネルギー産業への投資促進を模索してきた。
協定交渉は、マルコ・ルビオ国務長官とピート・ヘグセス戦争長官が、ロドリゲス暫定大統領とともに進めた。トランプ氏は「650億バレル超の支配権を確保した」と改めて強調した。
米政権は、年内に予定される中間選挙を控え、ガソリン価格の高騰が政治的な重荷となっている。今回の合意により、安価な原油供給の確保とベネズエラ産油量の拡大を通じて価格抑制を図る狙いがある。
ベネズエラの原油生産量は現在日量125万バレルにとどまり、協定は同国の疲弊したエネルギー産業の再建と、米国の広範なエネルギー戦略への統合を目指す。
