ネパール、河川水位上昇で再度の洪水警戒 死者900人超に

GROUND NEWS より

ネパールとチベットで発生した氷河崩落に伴う大規模洪水・土砂崩れから5日が経過し、当局は豪州人42人が依然行方不明と確認した。地域の死者数は900人を超え、捜索は難航している。

ネパール軍約1万人が中国・インドの専門部隊とともに投入され、ボテコシ川の水位上昇と険しい地形の中でトンネルの瓦礫撤去作業が続く。重機を使った救助が進む一方、被害の全容はなお見通せない。

豪政府は豪州国防軍(ADF)を通じ200万豪ドルの追加支援を決定し、これまでの人道支援額は計800万豪ドルに達した。さらに、15の慈善団体で構成する「エマージェンシー・アクション・アライアンス」が350万豪ドル超を募金した。

現地では状況が悪化し、身元不明者の集団埋葬が始まったほか、DNA鑑定のための国際支援も要請している。Save the Childrenは69人の子どもを家族と再会させたと発表した。

豪州では、犠牲者を悼むキャンドルライト・ビジルがメルボルン中心部フェデレーション・スクエアで今夕開催される予定だ。捜索当局は「生存者発見の可能性は日を追うごとに低下している」と警戒感を示している。