GROUND NEWS より
ブラジル大統領選の決選投票は25日、全国で投票時間が2時間延長される異例の展開となった。最高裁のクリスティアーノ・ザニン判事が、両陣営からの要請を受け、投票を午後7時まで延長するよう命じたためだ。両陣営は、交通網の混乱や南部の悪天候が有権者の投票所へのアクセスを妨げたと訴えていた。
午後5時過ぎには、選挙管理を担う高等選挙裁判所(TSE)が全国の集計作業を一時停止した。一部の投票所で機器がすでに停止されていたためで、当局は「投じられた票はすべて有効」と説明した。
多くの投票所で混乱が生じ、決選投票の法的な有効性に不確実性が広がった。選挙当局は、行政上の課題を整理しつつ、接戦となった大統領選の結果確定を急ぐ。
市場は敏感に反応し、ボルソナロ候補の勝利確率は前日の83.9%から65%程度へ低下したとの指標もある。専門家の間では、2022年にボルソナロ前大統領が敗北を認めず混乱が生じた経緯を想起する声も出ている。
